さて、森・森コンビの話の続きです。

それは僕が小学生の頃の話です。
2年に一度のクラス替えで仲の良い友達と別れ
新たな出会いがありました。

とりあえずクラス替えが終わったばかりで、
座席票は出席順とかで決まっていまして
僕の隣には同じ苗字の青木さん。

「佐藤」とか「鈴木」ほどよくある名前でもないのに
何故同じクラスにするのかなぁとか学校の方針に疑問にを持ちながら、
まぁ男女(当時は男子・女子で区別してた)の違いがあるから
仕方ないかなとか思っていましたが、そこから始まる色々がありました。

 それは子供ながらの発想でした。

 よく国会議員の選挙で、候補者と同じ苗字の生徒とかいたら、「これ○○君の親父だぜ〜!」とか言いながら、選挙ポスターの
写真の鼻の穴に画鋲とか挿しませんでしたか?僕はやってませんでしたが、友達はやってました。列記とした選挙妨害?

 そんな話は僕には直接関係はなくて、本題の青木さんの話です。

 最初はそんなに気にならなかった青木さんですが、そこは小学生です。同じクラスの友達数人から苗字が同じ青木ということで、森・森コンビ以上の反応(ひやかし)をされてしまいました。

 僕的には、冷たい感じでちょっと怖いなぁと思っていたので「あの子はちょっと・・・」って感じでちょっと距離を置いて接していました。
 しかし、その後、彼女の事を気にしだすと、その「・・・」が、あの子は可愛いし、頭も良いし、性格もいいし、と良いものばかりになって行き、仕舞いには声が可愛いいという理由から、咳をする時の声さえも素晴らしく感じて思えてしまいました。

 初めは、全然興味の無かった筈の子なのに、冷かされている内に気になる存在になってしまい、その後、どうしようも無いくらい気になる存在になってしまいました。多分、彼女に対する思いとしては、小学生としてはかなりマニアな域まで達してしまったかもしれません。
 教科書を忘れた時に隣に座っていた彼女に見せてもらったりしましたが、その時は心臓がドキドキして授業どころではありませんでした。

 今思えば良い思い出のような、つらい思い出のような、彼女との事は多分初恋だったと思うので、その内色々な思いを書きたいと思っています。

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